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★心の葛藤★

《心の葛藤について発言してくださったパパさんに了解を頂いて書いています》

1月の末頃、掲示板に

『…心臓が問題ないことを素直に喜べないのです。自分の子に長く生きて欲しい。そんな当然の気持ちさえ絶望的な症状の前に葛藤してしまうのです。…』

という書き込みを見つけて

『なんて正直で強い人なんだろう!』

と愕然とした。

うちの中にもあった心の葛藤…でも、うちは口にするのが怖くてカッチャンにも誰にも言えなかった。

勇気あるパパさんの発言を読んで、カッチャンにその内容を話してみた。

やっぱりカッチャンも、口にするのが怖かっただけで心の葛藤があったって。カッチャンは、ふうちゃんが生まれてから2週間くらいの時期に。うちはチョット落ち着いてきた1ヶ月くらいの時期に。

先のことが見えない不安と、自分たちに育てていけるのかという不安というか恐怖心みたいなものから、考えるというよりは勝手に心に湧いてくるって感じ。

ふうちゃんに会うと、可愛くて愛おしくって、そんな気持ちや不安はブッ飛んじゃうんやけど、離れると色々考えちゃうっていうか勝手にフツフツと湧き上がってきちゃって。

そんな思いを掲示板に書き込んだら、そのパパさんは

『…私も子供そして自分達の将来への不安感はあっても我が子を目の前にしたら【この子は自分達が守っていかなければ】と強く思います。…』

と、とっても力強い返事をくださった。

カッチャンとも話したんやけど、うちらの場合は【ふううちゃんの将来が心配で不安】って言いいながら、実は、ただたんに世間体とかこれから自分達が直面するであろう困難な状況が怖いだけ。それに耐えられる自信がないだけ。完全に親のエゴ…だって ふうちゃんは、自分の将来のことなんてちっとも心配してないもんねー。ちっちゃな体で 一日一日を一生懸命生きている。

障害をもった子を授かった親は、多かれ少なかれ似たような葛藤はあるんじゃないかなぁーと思う。特に最初のころは色んな気持ちがごちゃ混ぜになって、受け入れられるようになるまで色んな葛藤がある気がする。

うちが ふうちゃんを出産してスグ、夜眠れなかったのだって、目をつぶったら ふうちゃんの顔が浮かんできて『きゃーっ!』って発狂しそうになったからやし、1ヶ月くらいの時 ふうちゃんの目の焦点が合わず【障害がある】ってのが一目で分かるような顔つきになったときは怖いとすら思った。

『大丈夫!大丈夫っ!』って無理矢理 自分に言い聞かせて一日乗り切れても、次の日にはマタ葛藤して落ちちゃって、うつ病なんじゃないかな?って自分で心配になるくらい気持ちがブレたり。。。

普通に赤ちゃんにオッパイをあげているお母さんを見て泣いてしまったり、ふうちゃんが普通に生まれていたら…って想像していたり、気付くと楽しそうにはしゃいでいる家族連れを目で追っていたり。。。

友達に出産報告メールを送ってみんなからの『おめでとう☆』って返事に『おめでとう。って言ってもらえた…』って号泣しちゃって、母親に『何言ってるの!おめでとうに決まってるじゃないの!ふうちゃんが生まれたことは、おめでたい事なんやでっ!』って叱られたり。。。

産院の先生に出産直後に『次のお子さんの時には家族計画の相談にのりますので』って言われて(しかも入院中3回も!)、毎日のように ふうちゃんの染色体検査の結果が出たか聞かれて、退院してからの検診の時にも聞かれ、家にまで電話してこられたり。。。今 ふうちゃんが入院している病院で、優しい先生や看護師さん達との出会いがなければ、病院全部に対して拒絶反応がでてたと思う。。。

『生まれてきてカワイソウな命なんてないんだから…』と励まされて、逆に『え?!ふうちゃんが生まれてきた事ってカワイソウな事なの??』って考え込んでしまったり。。。

本当は毎日でも ふうちゃんに会いに行きたいんやけど、うちの血圧の事や、うちが車を運転出来ないからジィジとうちの方のオジイチャンにそれぞれの仕事の都合を付けて貰って なおかつ ここちゃんを預ける都合も調整しながらの面会…看護師さんに『赤ちゃんも落ち着くから、もっと頻繁に面会に来てあげてね』って言われて仕事が遅くて日曜しか面会に行けないカッチャンと2人で大泣きしたり。。。

イライラがつのって、遊び食べ期の ここちゃんを叱る口調がキツくなったり。。。

時間が経つにつれて、初期の頃のような葛藤はなくなってきたけど、これからもまたいろんな葛藤が出てくると思う。

その時には、最初に ふうちゃんを抱っこ出来て『このまま死んでもいいっ!』って思うくらい幸せな気持ちになった事を思い出そうと思う。

掲示板で発言してくれた素敵なパパさんとは、子供の月齢が近い事や似た症状がある事もあって、他の方がよく言われてるように ほんとに【同士】って感じ。ママさんも、赤ちゃんの事を『私の生きがい』っておっしゃってて、すっごく素敵なママさん。ブログに書きたいってお願いしたら快く承諾してくださって、本当にありがとう。

これからも、子供たちの成長を ゆっくり見守っていきましょうね♪

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コメント

この間は、会のノートの件で、お話させてもらった者です。分るかなー?初コメです。おじゃまします♪

我が子の障がいに対しての否定的な感情は、最初はあって当然だと私は思います。←直球スミマセン。ひらきなおりの私です。
おなかに生命が宿った時に最初に思い描くのは、健常な子どもとの未来でしょう。
だけど、我が子に障がいがあることが分かった時、その対象を失い、おまけに期待していた母親像や家族像をも失う。それってやっぱりどうしようもなく辛い事だと思うの。
それを受け入れるのは、本当に大変な作業ですよ。
だけど、親の歩む道はそれぞれで、かかる時間は違っても、いつか「障がい」という事実を受け入れる時期が来るんだと思います。
どうしても我が子の辛い顔を見ると 「生んでしまってあなたは幸せだったの?」と思いますよね。
でも私も、生まれてきた赤ちゃんは、辛くても、また親がどんな気持ちでいようとも、ただただ「生きよう」と頑張ってるんだな、と娘の姿を見ていて痛感しました。
生命の危険がある場合は、ハラハラ命優先になって、障がいへの葛藤が後回しになり、そのうち知らない間に、親子の結びつきがより強化されて、気が付いたら受容していたってこともあるかも。はい、それは私です(笑)。
ゆっこさんがおっしゃる「心の葛藤」は、落ち着いてもまたいつぞやか現われるかもしれません。
でも先輩ママがおっしゃるには、最初にドカーンと落ち込んでしまった親ほど、後は落ち込みにくいかもよという話です。
子どもの命の祝福の気持ちと、まわりの人たちのフォローがあれば、大丈夫!なんとかなります。
なんて、恥ずかしながら偉そうに書いてしまいましたが、娘はまだ2歳後半だし、私はまだまだ障がい児のママとしては新米ママの域なので説得力にかけますが、そんなママのたわごと・・・とお聞き下さいね。そして、いつでも応援させてもらいたいなと思っているひとりです。

ゆあパパです。 妻と一緒に【心の葛藤】を読ませていただきました。
いろんな気持ちが共感できる事ばかりで本当に【同士】って感じですね。
私はそんなに強い人間ではないですが子どもを思う親の気持ちがあれば誰しもが強くなれると思っています。
この間、病院でふうかちゃんの吸引をしているゆっこさんをお見かけして本当にすごいなぁと思っていました。私達もゆあのお世話を少しずつでもできるように頑張っていきます。

立派な【同士】にいつも励まされています。

これからも素敵なブログ楽しみにしています。

■あんずさん
訪問ありがとうございます
先日はお電話ありがとうございました直接お話しさせて貰うと更に身近に感じられて嬉しかったですやっぱ、うちの携帯壊れてたみたいで、早速最新機種に変えてきちゃいました

そうですよねー。オナカに赤ちゃんが宿った時は誰しもが健常な赤ちゃんとの未来を思い描きますよねーうちも、普通に生まれてくるのが当たり前だと思ってましたもん。

オクチの問題や頭の形など見た目にスゴクこだわってしまう時期があったのですが(手術がいつ出来るのかばかり考えたり)、呼吸が落ちて苦しそうな様子を見ると『生きてさえいてくれたら何でも良い!』と、見た目の問題なんてどうでもよくなったり。
食べる事や中耳炎など色んな事に影響してくるので、手術は受けさせるつもりですなんですけどね

あんずさんみたいに親子の結びつきがより強化されるよう毎日イッパイ家族で触れ合っていきたいです

2歳後半、うちから見たら大大先輩です
これからも、イッパイ助けてくださいね
よろしくお願いいたします

■ゆあパパ
強い人間なんていないよ~みんな弱いから人の痛みが分かるんやし、助け合ったり出来るんやからね

>子どもを思う親の気持ちがあれば誰しもが強くなれる

ほんとに、その通り
そうやって子供に育てられていくんやろうねぇ

吸引も慣れよ、慣れ最初はうちも『絶対無理っ』って思ったけど、見慣れてきたら平気やし、やってみたらさらに楽勝(?)やったし
吸引後の子供のスッキリした様子見たら『はぁ~っ、キレイになって良かったねぇスッキリして気持ち良くなったねぇ』って嬉しくなっちゃうもん

あせらず、ちょっとずつ ゆあちゃんが気持ち良くなる事していってあげようねぇ

はじめまして
生後3週間の13トリソミーの息子を持つ母です。ブログに慣れてないので ちゃんとコメント届くか心配ですが…
私も心の葛藤は口に出せずにいます。最低な母親だと思って、誰にも言えない。それでも考えてしまう。
この子は産まれてきて幸せなのか?少しでも長生きできる事は幸せ?正直、育てる自信がなかったり、今までの日常が壊される…なんて、自分中心に考えてしまったり。
我が子を前にすると、可愛くて幸せな気持ちになるのに、離れると後ろ向きな最低な母親になってしまいます。
でも、そんな自分と逃げずに向き合っていこうと思いました。
ありがとうございました。

■ゆづきママさん
はじめまして!訪問ありがとうございます

息子さんのお誕生おめでとうございますゆづきクン、カワイイお名前ですね
生後3週間…新生児ちゃんだぁ

受け入れられるようになるまでは、イッパイ時間も葛藤もありますよ。てか、あって当然最低でも何でもないですよ~。
うちなんて【心臓が大丈夫】→『生きれる』じゃなくて『生きてしまう…』って思ったし、いままでの平和な生活がほんとにガラガラと音をたてて崩れていくって感じでした。

でも、どんだけ否定しても現実逃避して目を背けても、目の前に居るんですよねぇ~すやすや気持ち良さそうに幸せそうな顔で寝てる我が子が(現実が)
嫌でも向き合うしかないんですもん(笑)

時間がたてば、一緒に居る時間が長くなれば、少しずつ気持ちも変わってきますし、無理に向き合おうと思わずにその時の気持ちに正直で良いんじゃないかなぁ~と思います

何か、まとまりのない文章になっちゃいましたけど
また遊びに来てくださいねゆづきクンの様子とかも良かったら教えてくださいなぁ

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